性能も尖っているが、見た目もかっこよくコスパも悪くない。現状最強の980tiモデル

玄人志向　ビデオカード Geforce GTX 980Ti搭載　GF-GTX980TI-E6GB/HOF

　「NVIDIA GeForce GTX 980Ti グラフィックボード GF PGTX980TI/6GD5 HOF」の箱違い品。

　白い姿がとにかくかっこいいGALAXのHall of Fameシリーズ。ついに待っていたGTX980tiのモデルが出た。クロックはブースト時驚きの1291Mhz。毎度のことながらクロック周波数は他メーカーより飛ばした数字を出してくる。現状ASUSと同率1位か。しかしお値段高めのASUSに比べ、安めでコスパが高い。

　だがコイツの真の魅力はそのかっこよさ。王冠をトレードマークに誇らしげに掲げ、透き通るような白にところどころ深い黒が引き締まった品格を加える。 ASUSの堅実だがやや味気ないデザインに比べると、コイツのファン回りのデザインはかっこよすぎて震える。まあファンは相変わらず高負荷時爆音ですけどね。

　しかも今回は背面にあやしげなボタンが追加されていて、それを押すと電圧調整のリミッターが解除されるうえ、ファンが全力フル回転するという「本気モード」みたいなものが実装されております（GTX980モデルからついているようです。980モデルは持ってないので違いはわかりません）。まあうるさくて日常的にとても使えず、封印しておりますが。

　以前このシリーズのGTX770を買ったときは背面のコネクタにDVI端子がなくて使いづらかったのですが、この機種はDVI端子も備えています。 980tiを選ぶような人は大抵4K画質以上だと思いますから、GTX770にDVI端子がなくてGTX980tiにDVI端子があるのがなぜなのかいまいちピンときませんが、気にしない方向で（きっとGTX770のときに苦情でも来たんでしょう）。まあかつてのGTX770モデルはDVI-Dualで120Hzネイティブ対応のBenQ XL2420Tみたいなディスプレイを生かすことが出来なかったので、DVI接続端子があることは素直に好感できます。